この自我の危機に、いかに対処して自我を守っていくかが僕が直面している重要な課題のひとつだった。自我を何としても死守しなければならぬ。これにしくじれば、それは死ぬことと同じだ。
それで、ある方法を編み出した。無論、これは一時しのぎの仮の手である。この手を使うこと自体が苦しいのであり、つらいのである。それは、綱渡りであり、細谷川の丸木橋を渡るようなものである。足を踏みはずせば、もうおしまいだ。
どうか、このいかれたユング派を何とかしてください。やつら自身が、現実を失い自我が崩れ落ちてしまっているから、他人に対して残虐非道なことが平気でできるのです。
悪魔の棘。これがユング心理学において最終的に獲得される安寧の正体である。やつらは、この悪魔の棘を他人に突き刺そうとしているのである。そんなことをされたら、もうおしまいだ。この世の終わりがやってくる。これはもう“RET”でも、いかんともしがたいことである。人間でなくなってしまうのだから。生きているわけにはいかない。
どうか、この狂人どもを一刻も早く叩き潰してください。
ストーカー行為を受けておれば、現実を失いそうになり自我が危機に瀕する。それとともに、実際に友人や家族や愛の対象さえも奪われていくのである。何もかもが奪われていく。これは必然的にそうなるのである。自分にとって大切な人を巻き込みたくないと考えるのは、当然のことではないか。もう僕には、この世界で居場所がなくなっているのである。